こんにちは!ねこなめと申します。
最近ボードゲームブログ更新をできていなかった理由として、簿記3級の勉強をしてました。
2022年の目標として簿記3級合格を目指してました。
試験日は6/12で少しバタバタしていたので、ブログ更新そっちのけで勉強して無事合格できました!
![](https://shiropa-1player.com/wp-content/uploads/2022/07/268c40848c39f021c4d5446145cdd9d2-e1656859342482.png)
おめでとう自分!
せっかく合格したので、簿記3級のねこなめ式攻略法を書いておきます。
ねこなめのステータス
- 理系大学院卒
- 経理経験なし
- 前提知識なし
- 完全初学
- 勉強期間は2022年3月〜6月
- 勉強時間は50時間程度
- 受験動機:金持ち父さんとかウォーレンバフェットとかが何かの役に立つよって言っていたから。
数字が苦手ということはないものの暗算が得意なわけでも無いので、
スタートラインは標準的な状態かなと思います。
そうは言っても数字周りも電卓を使うので、ある程度誰でも再現性はあるのかなと思います。
簿記3級試験について
- 試験時間:60分
- 合格点:70点
- 合格率:今回受験した時は40%くらい
- 内容:お金とか物のやり取りを記録する方法の最初の一歩目の基礎知識の試験
- 難易度:個人的にはちゃんと勉強すれば、ちゃんとできる。
こんな記事書いておいてアレだけど、こんな記事読まなくても、勉強すれば取れる。
ねこなめ式簿記3級攻略法
用意する物
- PC※できればテンキー用意
- マインドマイスター:無料で便利です。資格勉強以外にも使えます。
- YouTube動画:簿記3級独学応援っ!【入門!初心者の人が一番最初に見る動画:仕訳がメッチャわかる!】全24回(基礎18回+じっくり復習6回)
- 教科書:みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記
- 問題集①:第161回をあてるTAC直前予想模試
- 問題集②:合格するための過去問題集 日商簿記3級
- 勉強時間50時間程度
- やる気
①概念のイメージ付け 40分
最初に過去問をやるというのも有りですが、
今回は前提知識が全くなかったので最初はインプットから入ろうと思いました。
ただ、初手でパラパラ教科書を見て「うん!意味わからん!」ってなりましたw
なので、一番最初にやったことは概念をイメージすることでした。
「ふくしままさゆき」さんの「簿記3級独学応援っ!【入門!初心者の人が一番最初に見る動画:仕訳がメッチャわかる!】全24回(基礎18回+じっくり復習6回)」の動画だけ見ました。
(※最初の40分くらいの入門動画だけ見て、本編24回は見てないです。本当にごめんなさい!)
これだけで結構簿記のルールの大体のイメージ付きました。
②インプット 20時間程度
次に少しでも効率良くインプットするために「マインドマイスター」を使いました。
利用例は下記になります。
![](https://shiropa-1player.com/wp-content/uploads/2022/07/14236e134ebb4d821b31f36ab60f1c7f-1024x476.png)
教科書はぶっちゃけ何でもいいと思ってて、「みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記」は適当に買いました。
マインドマップに起こして浅く覚える作業で、およそ20時間程度でした。
大体2時間の勉強で1〜2章分のマインドマップを制作するペースでした。
できれば、マインドマップを作る際の数字入力はテンキーを使っての入力がおすすめです。
試験時間との戦いになるので、電卓入力の練習としてテンキーを使った方が
数字入力速度が上がるかなと思ってます。
③試験内容の理解 18時間程度
ふわっとインプットしたものの、どういう試験問題が出るのかはわからない状態でした。
なので、いきなり実戦形式でトライしました。
使った問題集は「第161回をあてるTAC直前予想模試」
※今思うとこの問題集は実際の試験より難しかったような。。。
最初に試験形式でやった時は全4回分の試験全てで30〜40点前後の成績でした。
ただ、これは何が出るのかを把握するための作業なので、全く問題ないです。
予想問題の使い方
60分で解答+30分で解説確認&マインドマップ見直し
1.5時間 × 4回分 × 反復3回 = 計18時間程度
解説を見て必ずやること
第一問〜第三問で必ず全部の問題の仕訳を理解して書く。
1回目のねこなめのステータス
- 大問構成を理解した。
- 簿記のルールを基にアウトプットできる状態になった。
2回目のねこなめのステータス
- どの問題も仕訳ができれば解けることを理解した。
- 第一問(仕訳問題):80%程度の正答率。教科書の隅に書いてあるようなものは外すことがある。
- 第二問(時系列の仕訳処理?):50%程度の正答率。
「第二問は何か色々なパターンがあるけど、結局仕訳問題?」くらいの理解。
見たことがない補助簿が出てくると焦る。T字の表や次期繰越なのか損益なのかで混乱する状態。 - 第三問(試算表 / 精算表 / 財務諸表):70%程度の正答率。ケアレスミスとかがある。
第一問とかで迷う問題があると純利益を出す時間が取れない。
試算表か精算表か財務諸表のどれかしか出ないと知った。
3回目のねこなめのステータス
- 時間内に終わるように解く練習が完了した。( 略語使用 / 電卓使用 など)
- 見たことがある問題は全部解ける。解ける問題と解けない問題の判断がつく。
- 正答率は大体80%程度
- 自分なりの時短術を概ね完成。
第一問は直接解答用紙に書く。第三問の仕訳の書き方ルール統一。第二問で入り方の整理
…等
④仕上げ 10時間程度
全4回の問題集で解き方自体は解ったので、
あとは出てくる問題のバリエーションの知識を増やしました。
つまり、量です。
使用した問題集は「合格するための過去問題集 日商簿記3級」全10回の問題集です。
問題集の使い方
この段階では時間内に問題が終わるようになった。
解答55分 + 解説確認5分 = 計60分/回
一回60分 × 10回分 = 10時間程度
この段階でのねこなめの仕上がり具合
第二問のバリエーションが大体網羅された。(補助簿の種類やT字問題など)
→全部仕訳をしてからルールに沿って埋めるだけなので、得意不得意とかはほとんど関係なくなる。
第一問が一瞬なので、第三問もゆっくり取り組めるようになった。
第三問の内、若干苦手だった未払金/未収金/前払金/前受金が最後に完全に埋まった。
受験終了の感想
試験日
持ち物表に腕時計が書いてないので、
本番当日は腕時計を使っていいのか悪いのかわからなかった。※たぶんいいと思う。
ただ、最後は時間余る状態に仕上がっていたので気にせず受験した。
第一問は全く問題なし!
第三問は最初は取立債権償却益の処理に気づかずに間違えそうになったけど、
ちゃんとケアレスミスをケアして自信満々。
(解答欄から取立債権償却益って気づけそうな感じになってたけど、ええんだろうか)
第二問も商品有高の補助簿とかやったことあるわ!何か忘れたけど、T字表の処理も完璧だ!
そんなこんなで受け終わった瞬間に、「100点だわー!」とか言ってたのに、
第二問で3点落としてて何か恥ずかしいw ※結局何を落としたのか解らん
そんなこんなの試験日でした。
試験難易度
個人的には「勉強から合格まで躓くこともなく」という印象でしたが、
意外と落ちるみたいですね。
たぶん、記念受験や試験の申し込みだけして勉強しなかった人とかも結構いるのかもですね。
![](https://shiropa-1player.com/wp-content/uploads/2022/07/268c40848c39f021c4d5446145cdd9d2-1-e1656866060195.png)
合格までのモチベーション
勉強中に一番モチベーションがきつかったのが、
財務諸表が概ね読めるようになってきた時。
試験合格よりも財務諸表の理解の方が目的として強かったため、
もういいんじゃないかなー。。。!っていうモチベーションの低下が起きた。
勉強してよかったこと
一番良かったことは「日経新聞の内容が今までよりも鮮明に理解できるようになった」ことですね。
あれは日本語で書いてあるけど、日本語じゃなくて簿記語で書いてあると理解しました。
今まで何かちゃんと理解できている気がしないなーって感じていた謎の違和感の解が出ました。
あとはいつかボードゲーム関連で独立した仕事をできた時に
簿記が役に立つといいなくらいに思ってます。
※果たしてそんな幸せそうな日々は来るのか!
若干不安なこと
後で知ったことなのですが、独学で勉強しても簿記についてちゃんと解っていないことが多いらしい。
独学しかしていない自分には、何が解っていないのかは解らないけど、
ちゃんと人に教わった方がいいという話はあちこちで聞きます。
今回攻略法なんて書いたけど、その辺は自己責任でお願いします!
コメント