【ワンピース】効率の良いブロッカーの使い方 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座③

こんにちは！ねこなめです。

カードゲーム初心者の嫁をワンピースカード中級者に引き上げる。
そのための特訓内容第三弾です。

前回はアーキタイプの相性と戦い方の差分を学びました。
カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座② – アーキタイプの差分

今回は「ブロッカー」について解説していきます。

※2023/6/18：
第二弾くらいからずーっと直したかった記事なのですが、
ようやく更新できました。

ブロッカーはいつ使えばいいんだろう？に対する答え

この記事を読んでいる皆様は何を考えてブロックしていますか？

状況によっては間違っている訳ではないのですが、正解とは言えません。
「カウンター値および手札枚数を節約すること」と答えられた方は、
この記事を全く読む必要がないです！

ブロッカーの仕事とは？

ブロックしたら大抵はすぐにKOされる低コストブロッカーの仕事を整理しましょう。

1ドンおよび1枚を使って、相手の攻撃を1回防げるカードになります。
同じような役割のカードを挙げると「毛皮強化」になります。

「毛皮強化」と比較することで、1コストブロッカーの特徴が見えてくるかと思います。

「毛皮強化」に比べて、1コストブロッカーが有利な点
・1コストで登場させ、場に残る限り「攻撃一回を防げる」をストックできる。
　└攻撃を受ける時に1ドン残っている必要がない。
・カウンター要求値4000以上でも1枚で解決できる。

1コストブロッカーに比べて、「毛皮強化」が有利な点
・カウンター要求値3000以下であれば、1コストブロッカーと同等の効果。
・ブロッカーはブロックする前にKOされることで攻撃一回を防げない可能性があるものの、
　カウンターは攻撃される時に1ドン残っていれば必ず使える。

これらを諸々整理すると低コストブロッカーはリスクはあるものの、
大きいリターンを得る可能性のあるカードとなっている。

つまり、低コストブロッカーの仕事は

これに尽きます。

上記はコスト帯が異なったとしても、全てのブロッカーの仕事と言えます。

言い換えると、

「高パワーでアタックされた時に手札1枚を予め場に出しておくことで、
カウンター値の節約を図ることがブロッカーの仕事」

と認識しましょう！

パワー6000以上のブロッカーの仕事とは？

まずパワーが高かろうと低かろうと、低コストブロッカーと同じ仕事はできるので、

この機能は備えています。

パワーが高くなるほど、機能拡充されるので行動の選択肢が増えることを認識しましょう。

まずパワーが6000あるので、アタッカーとしても使えます。
ただ、パワーが6000あるブロッカーとしての１番の仕事はカウンター値を節約できる点になります。

パワー5000のリーダーを7000でアタックされた時に、
カウンターで守ろうとするとカウンター＋3000が必要になります。

6000ブロッカーでブロックすれば、カウンター＋2000で守ることができます。
手札を節約できてエコですね！

これが6000以上のブロッカーの大きな仕事になります。

パワー5000ブロッカーの仕事

何度もお伝えしますが、低コストブロッカーの役割は備えております。

ただ、6000ブロッカーのようにカウンターを節約できる役割は備えていません。

5000ブロッカーは基本的にはアタッカーだと思いましょう。
ブロッカー以外の効果を持っていると思うので、
効果を上手く使うことがメインの役割と認識するのが良いかと思います。

ケースバイケースで常に役割が変わるので、柔軟な判断が必要とされるカードになります。

• 先々守るキャラクターやリーダーが出てくることが想定される場合はブロッカーに徹する。
• 守るだけなら低コストブロッカーでいいので基本的には殴らせたい。

アタッカーともブロッカーとも中途半端なカードなので、
予め求める役割を考えてデッキ投入するのが良いかと思います。

ブロッカーを使う練習

今回は効率的にブロッカーを使う練習になります。
キャラクターの重さが異なるデッキにそれぞれ同数のブロッカーを入れて、練習してみましょう。

ブロッカーを使うタイミングを理解しよう！

二つのデッキを戦わせて練習してみましょう。

練習する側がカイドウを使ってください。
色々試行錯誤して、ブロッカーが最大限活きるタイミングを探ってみてください。

ブロッカーが活きるタイミング

下記条件の時にブロッカーは最大限の力を発揮します。

ドンを付けたキャラクターに対する低コストブロック

下記のような盤面において見られます。

• 盤面全体で最大パワーのキャラクターがいる。
• コストの安いブロッカーがいる。
• ドンをいっぱい付けてアタックしてくる。

fig2の盤面を説明します。
ルフィ側はブラックマリアが居る都合上、リーサルには攻撃回数が足りません。
一方でカイドウ側に手番を回した場合はリーサルになってしまいます。
そのため、ルフィ側はまずは相手の攻撃回数を減らす必要があります。

レストとなっているババヌキとページワンを倒す必要があります。
諸々のことを考えて、パワー8000でババヌキを攻撃したいと考えます。
そのためにはマルコに3ドンを付けてババヌキにアタックしたとします。

この時にブラックマリアにブロックされたとします。

アタック側：アタックに3ドン使用
ブロック側：キャラ登場時に2ドン使用

結果として、1コストアド損が生まれます。
このコストアドの積み重ねが後に大きな差として開いてきます。

また、パワー6000のブロッカーはそれだけで優秀です。
局面にも寄りますが、基本的にはパワー6000のブロッカーが場にいるだけで、
相手の攻撃の最低ラインとして6000を要求します。

つまり、5000のリーダーを攻撃されるよりもカウンター値を安くできます。
この例およびカウンターについては次回解説していきます。

相手の攻撃回数一回増加によるリーサル遅延

先ほどの盤面進んで、なんとかババヌキとページワンを処理できたルフィ側。

ルフィ側のアタックが全て終わり、カイドウ側のキャラクターが４枚。
つまり、手番を回すと4回攻撃ができる状況です。

ルフィ側は場に出ているチョッパーを入れても3回しか攻撃を受けられません。
カイドウ側のリーサルを遅らせるために、最後の1ドンを使ってチョッパーを出します。

ブロッカーが2枚とライフ2枚で相手の攻撃を4回防ぐことができます。
その粘りの1ターンが逆転を生むので、粘りましょう！

この使い方、ダメゼッタイ！

5000のキャラクターがドンも付けずにリーダーにアタックしてきた時に、
大して意味もなくブロッカーで防御。

攻撃側：コスト0
防御側：コスト1キャラKO
つまり、1手札＋1アド損になります。

つまり、爆アドブロックを決められるなら、カウンターやライフを切った方がいいという判断です。

嫁的にはライフ削られるから何となくブロッカーを使ったとのこと。
まぁそういうところで差がついていくのです。

嫁成長記録

今回はうちの嫁にブロッカーの使い方について説明しました。
練習用デッキではなく実戦デッキの練習においても、
ブロッカーを有利な局面で使えるまで取っておくようになりました。

また一つ重要なテクニックを覚えて、ワンピースカード中級者に近づいております。

次回予告

ライフへのダメージを最小限にとどめ生きていく嫁
嫁が手札を開くのは、カウンターだけだった
簡単に手札が枯れる嫁に、ねこなめは惑う

次回

カウンターの使い時が解らん人に向けて、
アンサーを出します。

次回嫁に教えることはそんな感じ！

次
【ワンピース】カウンターの判断軸 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座④

シリーズ

• 【ワンピース】コンバット講習 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座①
• 【ワンピース】アーキタイプの差分 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座②
• 【ワンピース】効率の良いブロッカーの使い方 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座③
• 【ワンピース】カウンターの判断軸 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座④
• 【ワンピース】リーダー効果のアドを深掘る – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座⑤
• 【ワンピース】何故強い？高パワーキャラクターが生み出すアドの正体 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座⑥