こんにちは！ねこなめです。
キングダムの漫画は超好きです。
9/16に発売された「キングダム盤上大戦」を遊んでみたレビューになります。
ねこなめは函谷関で王翦が崖から助けに来る所が好き
キングダム盤上大戦
- 人数：2人
- プレイ時間：10-30分程度
- おすすめ度：A（たまにリピートしたくなりそうなくらい面白い）
- 対象年齢：8歳以上
発売前はただのキャラゲーと思っていたけど、
思いの外本格的な将棋系のボードゲームとなってます。
女流棋士の北尾まどかさんが監修しているとのこと。
コマの動きの設定によるゲームバランスが絶妙で流石の一言。
ゲームバランスだけでなく、コマの動きの制限で、
キングダム原作のシーンを再現できている点も絶妙です。
※敵コマ陣を抜いて、止められなくなる感じとかの再現度がすごいです！
ゲーム自体は面白いものの、
説明書やカードテキストの説明が解りにくいのが少しだけ残念でした。
※テキストの書き方が悪く正解が解らない所は多々あるので、
我が家ではハウスルールを設けました。
正規は解らないですが、紹介するので困った時は参考にしてみてください。
キングダムのゲーム概要説明 フルマップver
大まかなゲームの流れ
先手後手で将棋のように一手ずつ指していくゲーム
自分の手番の行動は３つ
- コマを動かす。→合流/戦闘
- 作戦カードを引く
- 作戦カードを使う
上記の中からどれか一つだけ行う。
戦闘システム
基本的にはコマの数で差し引きして倒します。
死角/高台/武将効果などを絡めると士気が上がり、コマの数以上の戦力で戦えます。
相手の大将か本陣を取ったら勝利
将棋と大きく異なる点として敗北条件が大将と本陣の二つ有り、
どちらも守らないといけない点は将棋とは異なる面白さです。
キングダム盤上大戦のココが良い！
原作を彷彿させるゲームデザインが素晴らしい！
原作を彷彿させる大将副将カード
原作キングダムを彷彿とさせるような武将効果となっております。
李牧は李牧っぽい！龐煖も龐煖っぽい！
騰はファルファルしてる！
コマの動きが絶妙！
隊は横に移動できない。
しれっと書いているけど、コレが絶妙なんです！
何が絶妙かって言うと、次の盤面は赤が青を詰ませているんです！
こんなに青が居ても詰むんです！
このゲームは戦力が少なくなっても突破できれば、
追いかけるのは大変なのです！
一度抜かれると一回方向を変えてから追いかけないといけないんです！
絶妙なんです！正にキングダムの漫画シーンくらい突破を喜べるゲームになっているのです！
作戦カードで意表をつく
先ほどのような少ない戦力で詰ませる動きは作戦カードを上手く使うことで可能です。
例えば、先ほどのような状況を作るために騎馬を使って、戦闘を避けて2マス進むなどです。
ここはある種将棋にランダム性を追加することで
将棋よりも運での勝ち筋を加えてますね。
キングダム盤上決戦のここがダメ！
説明書やカードの効果テキストが解り難い上に説明不足！
これは本当に初見プレイではストレスフルです。
初見プレイ時はとてもイライラしました。。。
結構重要な部分なのにどこを読んでも書いていない。
プレイしながら解らないと思って説明書を探しては記載がない！
これは実に良くない。
ルールで躓いたポイント
麃公/龐煖の武将効果のテキスト
士気＋1（この武将は武力2）この書き方が本当に意味がわからない。
普通の武将は武力1だから士気＋1した結果、この武将は武力2なのか？
この武将は他の武将と違って武力2でその上で士気＋1で３コマ分の働きをするのか？
このテキストじゃ解らん。
攻撃時の方向転換可否
記載しておくれ。解らん！
大将同士の相打ち後に両陣の本陣に辿り着かなくなった時の処理
想定漏れかな？どんまい。
テストプレイ中はあまり起こらなかったんですかね？
そんなことないと思ったので違和感。
作戦カードの防御は1ターン使う？
相手が作戦カードを使った時に即座に使うと記載があるけど、
これは1ターン使う換算になるの？解らん。
ゲーム自体はとても楽しいので、もったいないです。
ストレスフリーなテキストに修正されることを願ってます。
発売したばっかりなので、同じような問い合わせがあれば何かしら出てくるでしょう。
我が家のハウスルール
結局真偽はわからないけど、我が家のハウスルールを紹介します。
麃公/龐煖の武将効果のテキスト
麃公は2コマ分/龐煖は3コマ分で遊んでます。
流石に武力2+士気1/武力3+士気2は強過ぎてゲームにならなかったので。。。！
ただ、説明書を読むと武力と士気は別物なんですよね。。。
攻撃時の方向転換可否
説明書的には移動および方向転換の処理後に攻撃とあるので、
攻撃時の方向転換はOKと認識してます。
大将同士の相打ち後に両陣の本陣に辿り着かなくなった時の処理
説明書上は大将同士が相打ちになった場合は、
残りのコマで先に本陣を取った方が勝ちという記載のみがありました。
ただ、兵は前にしか進めないので、
副将千人将も全部いなくなった時にどちらも本陣にたどり着かない場合が想定されてませんでした。
我が家では引き分けという処理にするルールになりました。
作戦カードの防御は1ターン使う？
相手の作戦カード処理が終わって、
自分のターンに防御カードを使うという処理にした。
まとめ
全体的にゲームとしてはかなり楽しかったです。
この戦を描くのは最初から最後まで参謀を務めるねこなめだ！
ゲームのルールに慣れてくると気分は李牧です。
ワンピースカードと言い、最近のキャラゲーはクオリティが高いですね。
インストール時のイライラ感は凄いので、そこだけは残念でした。。。
ただ、迷ったら我が家のハウスルールなりを参考にして、
適当に遊ぶのが良いと思います。
我が家の屍を超えて、イライラが少し軽減されるといいなー
随所に漫画シーンを彷彿させるゲームデザインになっております！
今回細かいルール紹介は色々割愛しましたが、キングダムファンなら必見のボードゲームです。
興味があれば遊んでみてください！おすすめです！
＼よかったら遊んでみてね！／
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