こんにちは!ねこなめです!
なんか色々あって更新がめっちゃ遅くなりました。
需要あるのか知らないけど、待っている方お待たせしました。
これからはもっと更新頻度を上げられるように頑張るぞ。
前回は高パワーキャラクターの取り扱いを学びました。
【ワンピース】何故強い?高パワーキャラクターが生み出すアドの正体 – カードゲーム初心者のためのワンピースカード基礎講座⑥
今回はデッキ構築に使えそうなテクニックを紹介していきます。
この記事を読むことでデッキ構築に役立ちそうなことがあれば、取り入れてみてください。
デッキ作成手順
STEP1:デッキコンセプトの作成方法
- リーダー効果からデッキコンセプトを作成
- パワーカードからデッキコンセプトを作成
- 環境分析によってデッキコンセプトを作成
概ね上記の中からいずれかを軸にデッキコンセプトを作成することをおすすめします。
何故デッキコンセプトを決める必要があるのか?
カードには強いカードや弱いカードはあるものの、
それぞれのカード1枚1枚にいい所はあります。
ただ、全部のカードの良い所を使おうと思っても、
ワンピースカードゲームは50枚しかデッキにカードを入れることができません。
デッキコンセプトを決めなかった場合、
「あのコンボを決めたい」「このコンボも決めたい」と色々なカードを入れた挙句、
強い動きをできない紙束ができることでしょう。
カードゲームは確率のゲームです。
50枚で自分のやりたいことを表現するためには要約が必要になります。
デッキコンセプトを決めることで、
50枚のデッキで自分のやりたいことを最も高い確率で再現することに集中できます。
デッキコンセプトの決め方
リーダー効果からデッキコンセプトを作成
例えば、私の好きな赤単ルフィ。
このカードを軸にすることで、
「ドンを付けると効果を発揮するカードを中心にする。」
というコンセプトが生まれたりする訳です。
そしたら、なんかこの辺のカードを使って盤面制圧できないかな
という肉付けができていく感じかと思います。
パワーカードからデッキコンセプト作成
リソース/リーサル性能含めて、カード単体で言えば現環境最強と勝手に思っています。
ライフが多い時に出されたら、ほぼ負けでしょう。
つまり、「ライフを残して10コストリンリンを出すことが勝ちパターン」
これもデッキコンセプトになり得るのです。
最も10コストリンリンが輝く中盤構築をできるキャラクターを入れることで
コンセプトに肉付けをしていくイメージになります。
序盤はサーチをかけつつ、中盤に盤面をごたつかせながらリンリンにつなぐイメージかと思います。
環境分析によってデッキコンセプトを作成
あんまり流行っていないリーダーを好んで使う私が一番選択する手法になります。
※いやだって、流行っているリーダーは結局5分にしかならない試合が多い気がして損した気持ちが。
第4弾環境の主要デッキは
「白ひげ/赤ゾロ/カタクリ/レベッカ/filmドフラ/クイーン/赤緑ロー」辺りでしょうか。
例えば、「白ひげとカタクリには有利が取れるデッキ」
こういうのもデッキコンセプトになり得ます。
全部のデッキを対策しようとするとアレもコレも入れないといけないですが、
特定デッキにだけは有利を取れるような再現性を表現できるというのも構築の手段です。
特定デッキ以外は入れているカードで5分になるようなプレイングを考えるイメージですね。
他の方法と比べると手間がかかりますが、私は結構好きです。
STEP2:デッキコンセプトに沿うカードをピックアップ
次はデッキの肉付け作業になります。
例えば、赤単ルフィデッキで「ドンを付けると効果を発揮するカードを中心にする。」
とコンセプトを決め、「ペル」を中心としたデッキを作るとします。
「ペル」のアタック時効果を使って、
ミッドレンジ帯から相手の盤面を制圧して押し切るのが目標になります。
上記コンセプトなら3ターン目に「ペル」を登場させて、次のターンは効果を使いたくなるはずです。
「ペル」の効果を最大限使いたいなら、肉付け部分として弱体化効果があると強いですよね。
基本的にはどんなデッキも、「KOをしつつキャラクターを展開できる動き」が強い動きになります。
先4ターン目にペルと合わせて強いカードは下記などはなかなか良さそうです。
最近の6コストバニラの傾向などを鑑みる場合は円卓+3コストキャラの展開もいいかもしれないです。
弱体化+ペルーを安定させるなら、
予め弱体化できるキャラクターを先に出しておくのも悪くないかもしれません。
このような形でコンセプトカードの登場ターンを中心に考えながら、
少しずつシナジーのありそうなカード候補をピックアップしていきます。
この時にコンセプトカードに関連するカードと
シナジーのありそうなカードもピックアップしていきます。
例えば、「ブルック」と「ブラメンコ」の効果は「JET銃」や「火拳」ともシナジーがありそう等。
サーチカード
今回「ペル」を題材にしたので、ペルを手札に持ってくることを考えないといけません。
サーチもコンセプト関連カード候補になります。
今回「ペル」を中心に取り上げたので、極端な例ですが、
イガラムも候補カードにピックアップします。
まずは手当たり次第コンセプトに繋がるカードを候補に挙げていきます。
候補を挙げた後で、スコアシートを作り評価が弱ければ不採用にしていけばいいのです。
最初の段階で選択肢を狭め過ぎないことが環境の変化に柔軟に対応する上で重要かと思います。
※イガラムは極端な例なので、不採用になるとは思いますが。。。!
ブロッカーカード
今回は「ペル」を中心に考えており、「ペル」を取られにくくするのも重要な要素になります。
先3ターン目に「ペル」を出した後に、
先4ターン目に5コストの「ゾロ」を登場させて「ペル」をアタックさせます。
残ったドンで1コスト「チョッパー」を出してレストの「ペル」を守ったりすると、
なかなか乙なんじゃないかなと思います。
カウンターカード
ワンピースカードは手札を全部場に出すゲームではないので、
場に出さないカードはカウンター値が求められます。
+2000カウンターの候補も考えます。
基本的には場に出さないものの、場に出さなきゃいけない時に強そうなカードで候補を挙げます。
STEP3:候補カードをスコア化してシートを作る
デッキを作る際に私が毎回やっていることは対面ごとのカードのスコア化です。
エクセルとかで候補カードをスコア化していきます。
スコア化のルールは各々好きに決めたらいいと思います。※上記は5段階評価。
こういうのを作っておくことによって、何を何枚入れたら相性はどうなるかを予想しやすくなります。
ここまでがデッキ構築の下準備になります。
テストプレイをやってみよう
20枚デッキのススメ
皆様は対戦後に自分が使ったカードのトラッシュ枚数を数えたことはありますでしょうか?
大体ゲームに使ったカードは20枚~25枚くらいになるかと思います。
※クイーンとか黒系とかナミとか例外は結構あります。
いきなり50枚でデッキを触り始めると、
「引き」が悪かった等の確率の変数を大きく受けるので、
最初はデッキ枚数を少なくして動きの確認をするのがおすすめです。
20枚で動きの確認を行うおすすめ方法
- ライフは好きなものを5枚置いちゃっていい。※ランダムにしてもいいししなくてもいい。
- 残りのカードは全部手札にしちゃう。
- サーチをしたら手札を増やす。
あとは普通にプレイするだけ。
お互いに全部最善手を打ち合えるので、お互いに都合のいいカードを使えます。
フルムーブやプレイングを確認して勝ち筋/負け筋の確認が目的になります。
確率という変数を極力省いて、
このデッキは何をしたら何のデッキに対して強いのかを確認しましょう。
50枚デッキで実践!
これは最早テストプレイとは言わないですね。
20枚デッキまでは自己分析です!
ここからは実際に引きの上振れ下振れも含めて、50枚デッキでまわるように調整していきましょう。
付録:デッキ構築におけるお役立ち確率論
投入枚数と1枚以上引く確率一覧表
昔書いた記事です。
【ワンピカード】投入枚数と1枚以上引く確率一覧表 – デッキ構築のお役立ち表
何枚デッキを捲っていたら、引きたいカードが何%で来るか計算してます。
サーチ確率表
準備中。。。近日中にアップ予定。
+2000カウンター期待枚数表
細かい表は準備中。近日中にアップ予定。
デッキに8枚入れると1ゲームで2~3枚来るくらいの確率。
デッキに12枚入れると1ゲームに3~4枚来るくらいの確率。
嫁の成長記録
最近嫁はサボり始めて、パクりデッキしか使わなくなりました。。。w
なんだかんだ言っても、強い人が作るデッキは強い!
それはそれで正解ですよね。。。!w
そこは残念だけど、それでもやっぱり私はオリジナルデッキが一番楽しいと思うんですw
次回予告
リーサル計算を予定。
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